津山市城東伝統的建物群保存地区の築170年の町家に「長い歴史と豊かな自然に育まれた四季の恵みを活かす暮らし方」をコンセプトにしたgallery&Caféのコーディネートを行いました。吹抜けの客席や囲炉裏のある東屋、テラスから四季折々の中庭を眺めながらCaféできます。
町家の架構そのままを意匠に1階はgallery&Caféと打合せコーナー、2階は設計事務所とした。屋根断熱+壁断熱、オール電化+電気設備、給排水下水衛生設備も含めリノベーションを行いました。
構造:木造つし2階建
主屋規模:1階床面積 88.65㎡
2階床面積 74.49㎡
延床面積 163.14㎡
付属屋2棟
office・打合せコーナー・gallery部分
床面積 92.98㎡
Café部分
床面積 99㎡
カウンター席 5席
テーブル席 4テーブル14席
テ ラ ス 席 4席
囲 炉 裏 席 3席
津山市城東伝統的建物群保存地区の町家に地域と密着したコミュニティーカフェ新設のコーディネートを行いました。
構造:木造つし2階建
規模:1階床面積 72.41㎡
2階床面積 50.69㎡
延床面積 123.10㎡
店舗部分
床面積 61.50㎡
カウンター席 8席
テーブル席 2テーブル8席
座 敷 席 1テーブル8席
地元の土と木と炎から生まれた「美作焼」
素材にこだわりを持っている陶芸家だからこそ工房も徹底して地域素材と伝統工法にこだわり、地域の景観に溶け込むデザインとしています。
地元の竹で小舞を組み、里山より掘り出した土で陶芸に使えない部分の土を土壁塗りに使用しています。中塗り仕上げの色合いや表面に発生した自然なひび割れの表情がとても美しい。
照明はイサム・ノグチのAKARIとオリジナルの竹籠あかりを使用しています。
出格子越しの障子より注ぎ込む光と影がゆったり時間を刻んで行きます。陶芸をしながらゆったりとした時を楽しんでもらいたいと思います。
江戸後期の町家を改修した建築自然素材の情報発信型ショールームです。
岡山県産材を中心に国内の自然素材や伝統工法をワークショップによる紹介や販売をしています。ショールームには自然素材である桧・杉・松・珪藻土・漆喰・土壁・シラス壁・和紙などに直接触れ良さを体感できる和モダンの体感コーナーを設けています。
自然素材を通して四季の『和の暮らし』を提案しています。